人類のもっとも美しい感情―母性愛―と再会=仰英姿さん
2013年 6月 3日16:25 / 提供:
 

上海で世界自然保護基金(WWF)主催による一時間消灯チャリティーイベントに参加したこともあるEMC(綠環資源集團有限公司)上海事務所代表の仰英姿さんはこのところ、『EMC感恩基金(ファンド)』を企画策定することに躍起となっている。感恩とは、“好意や恩義に感謝すること”、“人の恩をありがたく思うこと”。


 仰さんによると、『EMC感恩基金(ファンド)』の理念は、“感恩”という普遍的なコアとなる価値観を強調するばかりでなく、「生命を考え直すきっかけを創造しその奇跡を体験し、この活動に参加する人びとは心と体、精神の統合と感動を経験し素晴らしい精神活動の受益者となっていただく」と語った。


 仰さんはまた、東西は統合し始め、中国の環境保護運動もビジネスを通して世界と連動し始めた。あらゆる世界的な活動には普遍的な価値観が必要となる。スピリチュアルな地球を癒す、“感恩“という全人類にも共通するコア価値はそれに当たるものだと思われると、『EMC感恩基金』は世界的な環境保護運動の共同価値構築に向けて貢献する試みと明らかにした。


 縁起について、仰さんは、「上海蘇州河の川辺、夢を持ち続ける個性豊かなお母さんたちに偶然出会った。一部の人たちは年配のご両親に感謝の手紙を贈る試みをした。父に贈った最後の感謝状が弔辞となり、生前の父にはそれが届かなかったことで残念な気持ちがいっぱいだった。私は躊躇なくママに愛の手紙を書こうとした」「私は如何にママの影響を受けたかに目覚め、涙を流したまま愛の手紙を書き続いた。その瞬間、私は深く癒され、またママと再び深く結ぶことができた」…。



上海有力紙記者のインタビューに応じる仰英姿さん


 当面において、仰さんは中国人の間で「人類のもっとも美しい感情―母性愛―と再会」という両親への感謝の手紙を募集し、優秀作品に奨励金を寄付すると表明し、「これこそ心身霊統合の源泉であり、また愛の本当の原点であることを皆様に伝えたい…。」と引き続きチャリティーイベントに弾みがつく。


(聞き手:章坤良 写真も)