関連記事「1coinエコフレコンバッグ」が化学工業日報・循環経済新聞・日刊工業日報にて掲載

 

 資源循環ソリューションプロバイダーの株式会社エコマテリアル(以下エコマテリアル、本社:東京都港区虎ノ門、代表取締役社長 千葉鴻儀 TEL:03-35—5730)はこの度、使用済プラスチックの総合リサイクル処理(選別破砕、リペレット加工など)を主として稼働している中国第一工場(広東省増城市)に独自のフレコン専用生産ラインを設置し、生産を開始した。
 
    今年の3月より試運転が始まり、7月下旬から正式に販売を開始する予定。業界が広く求められている「低価格・高品質」のフレコンの提供を目標に、グリーン購入法およびエコマーク認定等の取得と安全性配慮に向けてのPL保険取得へも対応済である。
 
   当フレコンバッグ生産ラインの特徴は日本国内で回収した使用済PPバンド、ケース及びフレコンなどを自社のブレンドノウハウでフレコンに還元し、再び日本国内へ供給するところにある。現在は1万枚/月のペースで稼働していますが、来年度は4万枚/月を目標としている。中では、当社の自慢商品として、廃プラなどの軽量廃材に特化した軽量型かつ業界最安値に挑戦した「1coinエコフレコンバッグ」である。当社が廃プラを扱っている過程から心得てきた経験とノウハウを活用した自信作である。さらに、アフターケアとして、使用済みのフレコンの無料回収も行う予定。今回の自社フレコン生産ラインの稼働は当社独自のクローズドリサイクル体制を目指した国際資源循環の実現にさらなる1歩と考えている。
 
    資源小国である日本は、中国及びアジア諸国の大量需要、大量消費を背景に、廃棄資源を含め深刻な資源不足に陥っており、一方では、中国のコストメリット(安価な人件費)と幅広いリサイクル市場などの優勢から、日本国内のリサイクルシステム崩壊の危機が囁かれ、「日本の資源からリサイクルまで中国に奪われている」と、批判の声まで上がっている。このような現状だからこそ、エコマテリアルはグローバルしつつある世界は、もはや一つになって、資源循環を考えていかなければならないと強く考え、「国際的資源循環ビジネスモデルによる持続可能な国際社会作り」を自社の使命として請け負う姿勢である。
 
    エコマテリアルは、創業当時から、静脈産業の目的である「持続可能な社会作り」をモットーに国際資源循環型ビジネスモデルを構築してきた。実績としては、2007年から日本大手メーカーへのクローズドリサイクルサポート体制を確立させるなど、これからも、新たな日中間資源循環ビジネス展開の強化を図っていく方針である。
 
参考データ
 
代表商品名:1Cionエコフレコンバッグ
 
規格:Φ1100mm×1100mm(吊ベルト幅:70mm)
 
(円筒型の場合。)
 
容量:1.04㎥
 
推奨耐荷重:500kg(廃プラなどの軽量貨物に特化/ワンウェイフレコンバッグ)
 
再生樹脂利用率:60%以上
 
CO2削減相当量:1.6kg×60%=0.096kg=0.096
 
(プラスチック処理促進協会調査データを参照の上自社計算値)
 
使用材料:
 
※廃PPバンド・包装廃材/廃PPフレコン
 
廃PPフレコンは、廃プラスチックの梱包用として、中国工場で使用済みとなったもの及び日本国内で適正処理されたフレコンバッグ破砕品など
 
生産過程:再生ペレット加工→再生材混合樹脂投入→シート成形→繊維加工→フレコンバッグ整形→形状別カット加工→縫製加工
 
会社概要
    株式会社エコマテリアルは廃プラスチックのリサイクルをはじめ金属や古紙、更にバイオマスなどによるエネルギー転換技術を有する資源循環に特化した企業です。資源循環のソリューションプロバイダーとして企業顧客に、廃棄物処理への安全と安心を実現させるワンストップ型の再資源化サービスとシステムを提供し、同時に廃棄物コストの削減も達成させています。エコマテリアルは独自のプロセスで国際資源循環型のマテリアル・リサイクル・サービスを提供し、ゼロエミッションを実現させることにより地球環境保全と循環型社会の構築に寄与します。
 
会社名: 株式会社エコマテリアル
設  立: 2004年9月
資本金: 270百万円 
代表者: 千葉 鴻儀
本 社: 〒105-0001東京都港区虎ノ門2-6-4 虎ノ門11森ビル2F
     TEL:            03-3500-5730      (代表) FAX:03-3500-5370
 
国内工場:群馬、千葉
海外工場:香港、中国広東省
 
 
 
―本件に関するお問合せは下記連絡先までお問合せください。―
株式会社エコマテリアル (www.emcgroup.co.jp )
広報担当:周