PETボトルリサイクル
1996年、容器包装廃棄物のリサイクルを推進させるための法律として、「容器包装リサイクル法」(「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」) が制定されました。対象となるのはガラス、紙製容器包装、PETボトル、その他プラスチック製容器包装です。 その中でPETボトルの回収率は8割を超えて先進国の中でもトップを誇っており、日本環境政策のシンポル的な存在となっています。
当社はリーマンショック直後の2009年に、総合商社丸紅の子会社であるさいたまペットボトルリサイクル株式会社の資産を買収し、PETボトルリサイクル事業に参入しました。同年、埼玉本社工場は容器包装リサイクル協会からPETボトルリサイクルの再商品化施設の認定を受けました。2012年度現在、全国ではPETボトルリサイクルの処理施設は63社69施設のみとなり、当社はその中の1社1工場なっています。
 
 
PETボトルリサイクル工場・設備について
当社埼玉本社工場はPETボトルリサイクルを中心とした総合リサイクル工場として、国内有数のアルカリ洗浄ラインによる高品位のPETボトルフレークを生産する一方、各種廃プラの国内及び国際資源循環による最適なリサイクル処理を実現しています。
 
先進のPETボトルリサイクル処理ライン
※PETボトル年間処理能力10,000t、製品PETフレーク年間生産能力7,800t
※分別されたPETボトルは、この工場でシート製品や繊維製品の原料となるPETフレークとして生まれ変わります。
 
 
弊社のPETボトルリサイクル処理フローについて
排出先事業者様のご要望・ニーズ、廃棄PETボトルの等級などに応じ、国内及び国際資源循環による最適なリサイクル処理を行っております。弊社で製造したPETフレークは、PETシートの原料となります。PETシートは、卵パック・フルーツトレー・ブリスターパック・文具(クリアフォルダー等)などに加工されます。また、繊維製品(ユニフォーム等)の原材料としても使用されます。